サポートでもシステム
システムを理解すべきIT職種
IT関連職を紐解けば、システムとユーザーに区別できます。
システムを重視しているのがSEなどが代表的ですが、ユーザーを重視する職種もあります。
それがユーザーサポートやヘルプデスクです。
ユーザー重視という意味は、ユーザーの疑問などに答え、そうして、解決を導くことが主な役割であるからです。
パソコンの場合、操作においても、独特のものがあります。
近年、家電化が進んでいますが、それでも、まだまだ複雑と感じるような操作があります。
そのため、専門のサポートの人がいれば、色々な疑問を投げかけることで、解決できる余地があります。
そのため、ユーザー寄りの職種が必要になります。
そんなユーザー寄りの職種でも、対象とが異なっています。
ユーザーサポートは、一般ユーザー向けの職種であり、電話やメールなどで疑問に答えます。
ヘルプデスクは、企業内のサポートであり、特定の人しか相手にしません。
また、ユーザーサポートでは、オフサイトの仕事になり、障害などを実際に目にすることがありません。
けれども、ヘルプデスクの場合、企業内サポートでもあるので、障害を目にすることができるオンサイトの仕事です。
こういうことから、ユーザー寄りの職種に興味のある人は、ヘルプデスクを好む場合もあります。
ユーザーと一緒に障害を目にすることで、いたずらにトラブルを引き起こす可能性が低くなるからでしょう。
ともあれ、IT職種には、システムではなく、ユーザー寄りのものがあります。
ただし、そうだからといっても、システムに関し、全く無知であって良いかと言えば、そうではないことは、言うまでもないかもしれません。